バイオ研究のメルマガを書いているやまの。メルマガとはことなる視点で、バイオ研究にこだわらず、言うべきことをしっかり書きます。

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やまのあべば

Author:やまのあべば
ヘッポコ大学マスターコース修了
モンチッチ大学ドクターコース在学中

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歯ぐき培養しちゃいました!その4
やまのが抜いた親知らずにくっついていた歯ぐきの細胞。
培養が成功したかどうかは経過を観察するしかありません。

細胞がディッシュの底にくっついて
増えてくれれば成功です。

1日後。
特に変化ありません。しかし。
プカプカ浮いてる組織は水を吸い過ぎたのか
余計に膨れた感じです。

3日後
ディッシュの底に何やらツブツブがくっついてます。
淡い期待が頭をよぎります。

これが細胞だったらかなりラッキーです。うん。
顕微鏡でのぞいてみます。倍率は40倍。


ふむふむ・・・



円状というか、コロニー状に広がってますが
細胞にしては小さすぎます。

目標を確認するため、倍率を上げます。

倍率が高いので焦点が合わせづらく、
ボヤーンとしてますが、何となく

ゴマ粒

みたいなのが集まってます。さらに
目を凝らして、じ~っと見てみます。


すると、ゴマ粒は全部


上下左右にプルプル震えてます。







妙な物体を見つけてしまいました。




それらは、どこかの方向に向かってる訳ではなく
ただランダムにプルプル震えてます。
そのとき、やまのはひらめきました。








ブラウン運動だ。これ。




高校の化学でならったアレです。
熱運動する水分子が四方からぶつかるので、
微粒子がランダムに震えて見える・・・というやつです。

細胞のブラウン運動の話なんて聞いたことも、
見たこともないです。


そして、やまのが出した結論。



コンタミです。おそらく。
雑菌くんが繁殖してブラウン運動・・・です。たぶん。


もともと、口の中にもいろんな菌が住んでるはず。
その上、歯から組織を取るまでに時間がかかったので
その間にも雑菌が付いちゃったのかもしれません。


それから、さらに数日が経過。
培地が徐々に濁ってきました。
もう間違いなくコンタミです。うん。


遊び気分で始めたものの、実際にコンタミすると
気分的に凹み気味です。


培地にはあらかじめ抗生剤も入れておいたんですが
雑菌は強かった!

まだ抜いてない親知らずがあるので、
また懲りずに挑戦するかもしれません。

そのときは、組織をきれいに緩衝液で洗った
方がいいかもしれません。

いやいや、いっそのこと組織を一度、
エタノールにくぐらせたら・・・とも思いますが
刺激が強すぎて細胞まで弱ってしまったら
元も子もありません。

やまのは先人たちが培養法を樹立してきた
細胞を簡単に使わせてもらっています。

でも、何もない状態から始めるのは手探り状態。

研究の大先輩方に感謝しないといけません。

歯学部のヒトに聞いたら、培養法を教えてもらえるかもしれませんが
培養がうまくいっても研究に使う訳でもないので、
次回、また手探りで頑張ってみます。


この培養では次の本も参考にしました。

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歯ぐき培養しちゃいました!その3
細胞が乾燥したらNGということで、
予習もせず歯ぐきの細胞をディッシュにまいてみたやまの。


事後になりますが、勉強してみることにしました。

まず、歯のふちについてた細胞がどんな細胞なのか気になります。
ということで、解剖学の本(解剖学アトラス 文光堂)を本棚の奥のほうから引っ張り出してきました。

歯の外から見えない部分は

「歯根膜」

という結合組織繊維で、いわゆる歯ぐきの内部で支えられているそうです。
皮膚でいうと「真皮」と同じ仲間です。
そう言えば、細胞をバラしたあとに顕微鏡をのぞいたら
細長いものが見えたのでそれだったかもしれません。

あと、歯と歯ぐきが接していて、外から見える部分は

「内縁上皮」

なのだそうです。これは皮膚でいうと「表皮」仲間です。
歯に付いていた位置的に、この両方のが混ざってそうです。うん。

にしても、トリプシン(細胞を一個一個バラバラにするための酵素)で
処理したら、どうして糸を引いてるみたいに

ドロドロ

になったのでしょうか。
もうショックで夢に出てきそう、というか出てきましたが。ええ。

ひょっとして、細胞が溶けてる訳じゃなくて
歯根膜の繊維がほぐれてくる様子がそう見えただけ・・・
だった可能性も捨てきれないです。

まさかラボの先生に

「歯ぐきどうやって培養するんですか?」

なんて聞けやしません。インキュベーターになんか白くて

ブヨブヨ

したかたまりが置いてあるので、あからさまに
怪しまれているのは間違いありません。おそらく。


次にやまのが調べたのは、組織培養の本(組織培養の技術 基礎編 朝倉書店)。
初代培養の方法には2種類あるそうです。

1、組織を平たく切ってディッシュの底に付着させる方法
こうすることで組織の周囲から、新しく分裂して増えてきた
細胞が広がっていくそうです。

2、酵素で細胞をバラしてディッシュにまく方法
これはやまのがチャレンジした方法です。
でも、本には三角フラスコに酵素と組織を入れて
10~15分撹拌するように書いてます。

やまのがピペットの先でかき混ぜながら、
酵素で反応させた時間は5分ほど。

しかし、歯ぐきの細胞は元から柔らかいので
10分も反応させても大丈夫なのか。

超・試行錯誤。へっぽこパワー炸裂です。

歯ぐき培養しちゃいました!その2
やまのの親知らず。

歯の横にくっついた歯ぐきの組織。
しっかりと焦点を合わせて見てみると
表面がやや乾燥しています。

それもそのはず。

歯を抜いてから2時間くらい経ってますから。うん。
でも、内側はまだ大丈夫だろうと勝手に解釈するやまの。

培地に移すなら、早くやった方がよさそうです。


しかし、ここで問題が。
実験室で代々育てられてきた株細胞は
飽きるくらい育ててきました。


でも、今回のように体の一部の組織をとってきて培養する
初代培養はやったことがありません。


まずは歯についている組織を
アルコール消毒したはさみで切り離して

ポイッ

とディッシュに入れます。
大きさは 2ミリ×2ミリ×3ミリ ほど。

これ以上乾かないように、とりあえず
豆粒ほどの培地を入れて、組織をひたします。

さて、次にどうするかが問題です。

細胞をバラバラにしないといけないので、
トリプシン(付着細胞をバラバラにするのに使う酵素)
をディッシュにとって、そこに


ポチャン!


と組織を入れてみました。


1分後。

変化なし・・・。




組織が大きすぎて、酵素が中に染み込まないに違いありません。
なので、またハサミをアルコールで消毒してから
組織を細かく切ります。



チョキチョキチョキチョキチョキ・・・



感覚的には、クラス行事のために放課後居残りで、
ひたすらハサミで紙吹雪を切ってる感じです。


始めのうちは大きいので切りやすいですが、小さくなってきたら、
溶液中で組織がハサミの攻撃を巧みにかわすので
いいかげん手が痛くなってきました。

もうしばらく待ってたら、細胞がバラバラになってくれるはずです。



5分後。


バラバラになるどころか、水を吸ってふやけて大きくなってきました。
さらに、なんかブヨブヨしてきました。



最悪です。誤算もいいところです。ええ。


あんまり、トリプシンで消化しすぎるのもよくないはずなので
とりあえず、培地と一緒にディッシュに入れてみました。


ディッシュをみると、白いブヨブヨがいっぱい浮いてます。
顕微鏡で見てみると、細いひだひだが見えます。

もし奇跡が起こったら、というか、ここで奇跡とか言ってる時点で
かなりアレなんですが、一部の果敢な細胞クンがディッシュの
そこにくっついて育ってくれることを祈りつつ、
ディッシュをインキュベーターにしまいます。

グリコネットショップ

歯ぐき培養しちゃいました!その1
こんにちは。

メルマガの読者さんから、
「もっとブログの更新してください!」
とリクエストがありました。

去年は月1ペース・・・。

ホントごめんなさい!

ということで、シリーズものを始めてみることにしました。



その名も!


やまのの歯ぐきの培養報告!




・・・・・・・・・・



驚いたり、または
素でひいてしまった人は、
お願いですから一歩戻ってきてください。




お願いです!



ことの経緯をお話すると。

やまの。

親知らずを抜くことになったんです。
虫歯ができてしまったからなんですが。


子どもの頃。


ペンチ


みたいな道具で、乳歯を抜かれた記憶があります。
なもんで、すごいトラウマだったのです。抜歯。


しかし!


親知らずは、もうなんというか。
全く痛みもなく、あっけなく抜かれてしまいました。うん。


かなり色白の歯医者さん(♂)は、抜いた歯を
ケースに入れてやまのにくれた訳です。

その歯をまじまじと見ていたら、よこっちょに
歯ぐきの一部がくっついてます。

歯に密着してたもんだから、
ちぎれちゃったみたいです。




うひょー!


その日は、そのままラボで実験。
細胞をいじってたら、


「ひょっとして、親知らずについてた歯ぐきも培養できる?かな?」



と好奇心旺盛な遊び心に火がついちゃったのでした。

古本市場

セクシーに紹介
やまのには珍しく、まじめな話(?)が続いたので
ちょっとしたニュースを。


メルマガ「へっぽこバイオ研究!」がなんと!


バスト好きはやまのと共通するかもしれない、
あの、ゆうきゆう先生の「セクシー心理学」と
相互紹介しちゃったのです。

セクシーとへっぽこを同時にご購読頂いている
読者さんはすでにお気づきかもしれません。

ふぉ~~!(←歓びの叫び。)


しかもですよ。

あのゆうきゆう先生が、
やまののメルマガの推薦コメントを
書いてくださっっているのです。


うひょー。(←歓びの叫び。2度目。)


かなりミーハーですが、
セクシー好きなんで激しく嬉しかったりします。うん。


へっぽこを紹介してもらったセクシーは

第344色~兄と弟、あれが好きなのは?兄弟の心理学

です。もしよければ、セクシーワールドにも遊びに行ってみてください。



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