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やまのあべば

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大腸菌垂れ流しは本当に解決か?
こんばんは。

数日前。某大学で遺伝子組み換え大腸菌を処理せずに、そのまま流していた事件の続報が新聞に載っていた。その記事によると、

・排水を調査したが環境への漏出はなかった
・研究室の学生などへのアンケートでは違反等を申告する者はいなかった
・よって、事件を起こした研究室以外に違反はなかったとし、発覚以来の実験制限を解除した


とのこと。ここでね。気になるんですよ。二番目の「アンケートに違反を書くヒトがいなかった」ってことが。これは単なるロジックで、「違反を書かない」=「違反がなかった」ということではない。

大学と聞くととても大きな組織だが、研究室というのは他から隔離された小さな空間にすぎない。そして、研究室を取り持つ教授は、良く言えば中小企業の社長。悪く言えば独裁者。学生や部下が生きるも死ぬも、教授が命運を握っていると言っていい。奨学金の申請にも教授のハンコがいるし。学会で発表するのも、論文を出すのも多くは教授の一声で決まる。大学院を修了できるかどうかにも、大きく影響する。

つまり、教授に嫌われたら悪いことはあっても、いいことは一つもないのだ。そんな閉鎖空間で「アンケートで違反は見つからなかった」って?バカ言ってんじゃないよ。まったく。正直に書くわけないじゃん。

また、その新聞記事も文面から判断すると大学が発表したことをそのまま載せた様子で、記者による独自の検証はない。記者クラブでの警察発表をそのまま垂れ流す悪しき習慣で、冤罪のヒトの名誉が傷つけられたりという問題があるが、やっぱり身に付いた報道方法って変わらないだよな。

例えば、OBとかなら、すでに研究室を出て現役の学生ほどがんじがらめの制限がないから、いろいろ話せるはず。記者は取材して彼らから話し聞いたの? 大学の調査チームもOBにアンケート用紙送らなかったの?

一方は調査する振りだけして丸く納めようとするし、一方は追求が甘いし。今回はその他の違反がうまく表に出ずに済んだだけだけに違いないし、そのうち隠してたことがバレて大騒ぎになるのは目に見えている。自ら姿勢を正すチャンスを放棄するなんてナンセンスだ。

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