バイオ研究のメルマガを書いているやまの。メルマガとはことなる視点で、バイオ研究にこだわらず、言うべきことをしっかり書きます。

筆者やまのが書くメルマガ↓

プロフィール

やまのあべば

Author:やまのあべば
ヘッポコ大学マスターコース修了
モンチッチ大学ドクターコース在学中

ブログではラボでの出来事や社会的なことを扱います。科学論文の記事を読みたいときは、メルマガの方を購読してください。登録フォームここのすぐ上です。

リンクフリーです。どんどんリンクお願いします。

メールはこちらまで。yamano@heppoko-bio.net
メルマガの相互紹介のお問い合わせも上記メルアドにお願いします。



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


研究費に無駄はないか
ここ数年、弱肉強食の風潮が大学や研究にも押し寄せてきて、一部の“強い”大学を除いて台所事情はどこも大変だと思う。

以前、有名雑誌ばかりに論文を載せれるような“トップクラス”のラボだけで研究が進む訳ではないと書いた。それに反論があるならトップクラス以外のラボを全部つぶしたらいいと思う。そしたら、どうなるか身をもって知ることになる。もし、そんなことになったら筆者は間違いなく海外に出るけどね。ギスギスした環境にいるよりも、ノビノビしたところの方が仕事もはかどるし、気持ち的にも安定する。

そんな風潮を吹き飛ばすには、研究者出身の政治家なんぞが登場して軌道修正してくれれば手っ取り早いんだけど、しばらく期待できそうもない。

それじゃということで、少ない研究費を有効活用する方法を考えれば、しばらくは自衛策として持ちこたえられるかもしれない。日本では、大方、研究用の試薬や器具を買うとき、ラボを出入りしている業者さんに注文する。そしたら、数日後にはラボに直接運んで来てくれる。いわゆる「御用聞き」という言葉がぴったりだと思う。だけれど、運んできてくれた品の箱を見たら、製造会社から出入り業者あての宅配便の伝票がそのまま張ってあることがある。送付先を、ラボにしてくれたら運んでくる手間が省けるはずなのに、余分な運搬料も含めた価格を研究費から支払うことになる。

例えば、インターネットで抗体を探しているとする。そして、海外のメーカーのサイトで意中の抗体を見つけたときに注文方法を見ると、たいていは支払いはクレジットカードで決済するようになってる。つまりは、メーカー直販ということになると思う。日本では研究者がカード決済するなんてあり得ないので一瞬戸惑う。

その日本はとても複雑。出入り業者に注文を出すと、商品はメーカーから出入り業者に、そしてラボに届けられる。もし、商品が海外からの輸入品だったり、また間に問屋が入ってくることもあるので、原価に比べてかなりのマージンを取られてそうだ。そしてお金は大学の事務が管理してるので、そこから出入り業者に支払われお金が上流に上っていく。つまり事務での人件費や、それぞれの業者への振込み費用などもかかってくる。

その流れを見ていると、「研究費は出入り業者や事務を養うためにあるんじゃないか?」っていう気がしないでもない。昔、海外に(確かアメリカ)留学していた先生に聞いたんだけど、研究に必要な消耗品などは大学がメーカーから直接仕入れてくれて、大学の売店でとても安い値段で売ってくれてたそうで。必要なときだけ売店に行けばいいそうな。確かに間に業者が入らないし、大量に仕入れられるので効率的だ。

いつもお世話になってる出入り業者の営業さんにはわるい気はするけど、思い切ってシステムを変えないと結局は研究者や大学がいつまでも研究費から研究費以外のお金を支出し続けることになる。もし、商品の中間マージンが30%だったとしたら、それを除くだけで研究費を3割も余分に使えるじゃないか。ぬるま湯にひたっていたところに、お湯が熱くなってきて「熱い!」と文句を言うだけじゃなんにも変わらない。知恵を絞って実行しないとダメだと思う。

The Japan Times

スポンサーサイト


この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。