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やまのあべば

Author:やまのあべば
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モンチッチ大学ドクターコース在学中

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偽りの権威付け
化粧品、健康食品と呼ばれる商品のサイトなどを見ていて気になったことがあるので、簡単に書いてみる。

それらのサイトを見ていると、いろいろな物質の効能をアピールするかたちで(健康食品は「食品」なので効能を説明すると薬事法にひっかかるんですけど。本当は。)、「OO学会で発表されました」との記述を見かけることがある。しかし、ラボの住人にとって、学会で発表される研究成果は「本当にほんとなの?」と半信半疑で接するのが常識。そこには不確かなものが多くあふれかえってるからだ。

そんなラボの住人の常識を知ってか、知らずか「学会で発表されました!」という販売者の態度は消費者を惑わせるものでしかない。もし知ってやってるならかなり悪質だ。

学会で発表される研究結果になぜ不確かなものが含まれてるかというと、発表内容に第三者によるチェックがほぼ入ってないからだ。それぞれ学会の運営方針があるので、基準は一様ではないけれど、掲示で行うポスター発表は学会のメンバーならよほどでない限り誰でも発表できる。つまり、「発表したい!」と手を上げればフリーパス。これは、研究初心者の学生が発表を練習する場でもあるため、厳しくふるいをかけるわけにもいかないのだ。

なので、「学会で発表されました!」なんてキャッチコピーはナンセンス極まりないことがわかる。

もし、学会での発表が口頭によるものだったら、ポスター発表よりも少しは信頼度が上がる。ヒトの手で、口頭発表させる研究成果を選ぶという作業が入るためだ。ここで若干ふるいが入ったからと言っても、実はまだまだ。

その上には論文発表があるが、学会で発表された研究すべてが論文になるわけではない。結局うまくいかず断念するケース、論文を投稿したけど掲載を拒否されたというケース。

そうして、論文発表された研究が、他の研究者による追試でどうやら確からしいということが示されたら、ラボの住人の信頼感が急激に上昇する。

ここに出てきた発表の信頼度について整理するとこうなる。

1論文(追試あり) > 2論文 > 3学会の口頭 > 4学会のポスター

(論文雑誌もたくさんあって、それらの間でも信頼の置き方に大小あるがここでは省略する。)

3や4をセールストークに引用してる販売者がいたら、無知で、もしくは悪意をもってやってることなので、迷わずご縁を切っておくのがよい。

ハングリーフォーワーズジャパン

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この記事に対するコメント
そうそう、発表だけなら何でもよし。
特許の世界でも、よく商品に「○○特許出願中」とかありますが、出願だけなら何でもできる。

たとえば、こんなのも実際に出願されました。勿論、特許にはなっておりません。
http://b-files.hp.infoseek.co.jp/
【2007/12/06 23:03】 URL | かめのこたわし #-[ 編集]

リンク先のサイト、休日にもゆっくり楽しめそうです。ありがとうございます。

「体のあちこちに海綿体を埋め込む」とか最高です。間違いなく5つ星ゲットです。

特許を出願中とか、それを持ってるということと、商品がすぐれてるということは全く別問題なんですね。「~出願中」というのは結構大きな企業でもよくやってる気が。

【2007/12/07 13:30】 URL | やまの #-[ 編集]


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